【春日井で和食】居酒屋で楽しむ日本酒の種類!会席料理の歴史

【春日井・和食】居酒屋が教える日本酒の種類

春日井で和食と日本酒好きが集う場所といえば、居酒屋ではないでしょうか。日本酒人気は世界的にも広がりをみせていますが、会席料理に合う日本酒選びに悩む人も少なくありません。今回は居酒屋で楽しむ日本酒の種類・ツウな飲み方と会席料理の歴史を解説します。

居酒屋が教える日本酒の種類とツウな飲み方は?

春日井の和食居酒屋「旬彩遊膳ながなわ」が教える日本酒の種類とツウな飲み方

全国には1,800ぐらいの蔵元が存在し、減少傾向にあるものの、日本酒の輸出は年々伸びています。日本酒造組合中央会によると、2021年の輸出金額は1,000億円を突破し、12年連続で過去最高を記録しました。

日本酒の種類には大きくわけて、吟醸酒、純米酒、本醸造酒の3種類があります。

吟醸酒

吟醸酒とは、山田錦などお酒造りに適した米を使い、60%以下の精米歩合(せいまいぶあい:40%以上のお米を削ぎ取ること)を施して雑味をなくし、吟醸造りと呼ばれる高度な製法で作られたお酒です。味も香りも最高級品の日本酒で、大量生産が難しく、製造コストもかかるため、1.8Lで1万円以上するものもあります。

純米酒

純米酒とは、米と米麹だけを原料に作られた日本酒です。純米酒以外のお酒は、醸造用アルコールなどが使われています。純米酒は文字通り、混ざりけがないお酒で、米の風味をしっかりと味わうことができるのが特徴です。

本醸造酒

本醸造酒とは、米、米麹、醸造用アルコールでできた一般的なお酒です。本醸造と表示できるのは、70%以下の精米混合で、原料米も規定されています。なお、パック酒などとして販売されているお酒は普通酒といわれており、精米混合などの規定はありません。原材料は米、米麹、醸造用アルコールのほかに、糖類や調味料などが含まれています。

数多くの日本酒をずらりと並べている居酒屋も少なくありません。「冷や」を好んで飲む人も最近はよく見かけるようになりましたが、居酒屋によると、季節によって飲む日本酒の種類を変えるのがツウな飲み方だそうです。

例えば、お花見で和食を楽しみながら、仲間と一緒に飲むのであれば本醸造酒や純米酒がおすすめです。暑い日には、キーンと冷えた生酒や生貯蔵酒をガラスの器で飲むと見た目も涼しげでよいでしょう。結婚記念日など、大切な記念日には会席料理とともに吟醸酒でお祝いすると、思い出に残る記念日となります。さらに真冬には、こたつに入りながら、本醸造酒や純米酒を熱燗で飲むと身体も心もほっこりするでしょう。

ワイングラスで冷酒を楽しむなど、日本酒を思い思いのスタイルで楽しむ人も増えています。居酒屋で日本酒を楽しむ場合は、お店の人に相談するのがおすすめです。和食に合う日本酒をアドバイスしてもらえます。

会席料理の歴史について解説

春日井の和食居酒屋「旬彩遊膳ながなわ」が会席料理の歴史について解説

会席料理と懐石料理は、読み方は同じですが歴史が違います。懐石料理は安土桃山時代、千利休によって確立された茶事の席での簡素な食事なのに対し、会席料理は江戸時代中期に料理茶屋で形作られ、江戸時代後期に独自の発展を遂げました。

会席料理を語るには、室町時代に生まれ、伝統的な日本料理の原型ともいえる「本膳料理」について知っておかなければなりません。本膳料理は武家社会のもてなし料理で、本膳から五の膳まで、それぞれ決められた数の料理を配して構成されます。格式の高い料理のため、食事の仕方や給仕の作法など、細かいしきたりが数多く定められていたのが特徴です。

本膳料理は今では廃れてしまい、その流れを会席料理が引き継いでいます。本膳料理の堅苦しい作法を省略し、懐石料理のよい所を混ぜ合わせたのが会席料理なのです。

会席料理の「会席」という言葉は、俳句を詠む人の集まりを意味し、江戸時代初期から使われ始めました。最初は、会席の終わりに酒を少し飲む程度でしたが、江戸時代中期になると、会の途中で酒を飲むように変わり、酒の肴(さかな)として出される料理も豪華になっていったのです。

会席料理はその後、酒宴向きのもてなし料理として独自の形をとるようになりました。本膳料理や懐石料理が汁と飯に重きをおいた膳組であるのに対し、会席料理は酒を始めに持ってきて、汁と飯が最後にきます。一汁三菜が基本で、椀、刺身、焼き物、煮物が中心ですが、蒸し物や揚げ物、酢の物などが加わり、現在の形になったのです。

現在では和食の宴会や会食では、会席料理形式で行われます。頃合いをはかりながら1品ずつ出すため、全部食べ終わるのに90分程度かかるのが一般的です。大人数での宴会では、一部の料理は予め膳に置かれていて、焼物や蒸し物などの温かい料理は温かい状態で出されます。

会席料理の内容や形式には決まりごとがありません。おいしいお酒を飲みながら、出された料理を自由に楽しむのが特徴です。会席料理と日本酒で日本の伝統的な味を満喫してください。

【春日井】会席料理に合った日本酒をツウに楽しむなら旬彩遊膳ながなわ

春日井にある旬彩遊膳ながなわは旬の食材が楽しめる和食料理の居酒屋です。八海山、久保田といった人気の日本酒や、小佐衛門赤磐雄町などの純米大吟醸もあり、日本酒好きにはたまらない品をご用意しております。冷酒の飲み比べセットが人気で、日本酒を飲んだことがない方向けのデビュー3種、一押しの蔵で作ったお酒と人気銘柄が入った王道3種、純米大吟醸が気軽に楽しめる純米大吟醸飲み比べ、季節限定の日本酒飲み比べがあります。

会席料理は12品以上と品数も豊富です。食物アレルギーのある方、苦手な食材がある方は、予約のときにお伝えください。旬の新鮮な食材を使用したミニ会席ランチは、一日30食限定で売り切れ必至のため、お早目に来店いただけると幸いに存じます。

春日井の居酒屋で和食や日本酒を楽しむなら旬彩遊膳ながなわへ

店名 旬彩遊膳ながなわ
所在地 〒486-0947
愛知県春日井市知多町2丁目51−3
電話番号 0568-70-7602
FAX番号 0568-70-7602
営業時間 ランチ :11:30~14:30
    (L.O.13:45)
ディナー:17:00~23:00
    (L.O.22:00)
定休日 水曜日
日曜、祝日のお昼はご予約のみ営業
最寄駅
JR中央線勝川駅から、タクシーで1メーター、徒歩15分位
名鉄小牧線味美駅から徒歩10分位
駐車場 20台
席数 カウンター:4席
テーブル:14席
掘り炬燵:28席
半地下掘り炬燵:8席
URL https://www.shunsaiyuuzen-naganawa.com/